余談ですが、

日々の記録や思いついたことを書いています。

Juice=Juice新曲『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』の歌詞がスゴい

久しぶりに曲を買いました。

Juice=Juiceの『ポツリと』と『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』の2曲です。

ひとりで~の方は、MVが100万回再生いったようで、少しJuice=Juiceが日の目を見た気がしてうれしいですね。

 キャッチーなメロディと長いタイトルに象徴される印象的な歌詞が「ひとそれ」の魅力です。

 私も歌詞にしびれた一人です。普段曲を聞くときは歌詞はほとんど気にならないのですが、この曲は何回か聞くうちに「あれっ?」と思ったんです。

最初はよくある感じのやつかと思ったんですよ。自立した女子vsかよわい女子、みたいな女の敵は女的な構図のやつ。それか、強がってる女だって実はかよわいんですよ、ってやつ。

「意地っ張る心だって 誰か溶かしてよ」「強がり隠す弱さ 誰か見抜いてよ」とあるので、実はかよわいところもあるんですということは確かに言っている。

けどそこで終わっていないのがこの曲のすごいところ。

私があれっ?と思ったのは、一番最後のかなとものフレーズを聞いたときです。

「胸張る私になって 誰か愛したい」

自立した自分を認めつつ、愛すること(そして愛されること)をあきらめないという力強さが出てるじゃん!!!

女は愛されてナンボ、守られる存在でいてナンボ、みたいなちょっと昔の価値観を無意識に引きずっている周囲と、それを完全に無視することもできないでいる自分がいて、何気なく言われた一言にムッとしたりもするんだけど、でも私は自分の力で人生を切り拓いていこうっていう決意のまなざしが見えるんですよ!!!

これぞ現代の(それもちょっと進歩的な方の)女子のあり方ですよ!!!

っていうのに気づいたとき興奮したよね。

どこかでこの曲がアラサー女子に受けているという話がありましたが、それが本当かどうかはともかく、まさに今のアラサー女子が生きている時代を反映しているからなんでしょうね。なんだかんだ保守的な価値観が根強い時代。

 

私の感覚では、25歳永遠説よりもこっちの方がゆかにゃを表している気がするんですよね。見た目が細いので「ひとりで生きられそう」と言われることはないだろうけど、自立した芯が強い女性のイメージが似合う。

卒業のタイミングでいい歌をもらいましたね。卒業おめでとう。